タイムリミット付きの人生
私の人生はタイムリミット付きだ。
具体的に言えば親が死んだらもう生活ができなくなる。
収入面というよりも、その他のことができない。
家事もそうだが、生活の様々なことがよくわからないのだ。
学生の時は学校へ行くことだけ考えればよかった。
でも社会に出たらいろんなこと（仕事のことや家のことなど）を同時進行で考えないといけない。
複数を平行して作業することが昔から異常に苦手だった私は、社会に出てから戸惑ってばかりだ。
ADHDの特性が関係しているのかもしれない。
ストラテラを飲んでいるものの、頭の中の混濁が多少は良くなった気はするが、それだけだ。
将来が怖い。
何もかもを自分でこなさないといけなくなったとき、どうすればいいのだろう。
そんなことばかり考えている。
そして憂鬱になっている。
働きだしたところで、この憂鬱は消えない気がするのだ。
だって収入が増えること以外に変化はないのだから。
仕事人間
今まで仕事人間という存在がわからなかった。
だっておもんないじゃん？仕事なんて。
でもね、気付いた……なんで仕事人間が存在するかということに。
それ以外に夢中になれるものがないのだ。
今の私にならわかる。
他にやることないんだもん。
仕事に夢中になって何が悪い？
無趣味な人間ほど、仕事人間になるのではなかろうか。
オタクが労働を嫌がるのも当たり前だ。
彼らは趣味があるから。
それを楽しむ資金を得るために仕事をしているのだから。
で、私はというと仕事人間を尊敬している。
だって無趣味の人間が仕事に夢中になれなかったら、鬱に一直線だよ？
私だって次に就職したらなりたいくらいだ、仕事人間。
体力・気力的な問題で厳しそうなんだけどね。
仕事人間に必要なのは一に体力、二に気力。
なので有り余る時間を使って自分の体を鍛えていこうと思う。
筋トレは鬱にもいいらしいし。
とりあえず毎日腹筋をしていく。
同時にダンベル上げも。
完璧な仕事人間に私はなる。
根本的な能力不足はとりあえず置いておこうと思う、うん。
この世のものは何もかも無意味なのだ
今日は近くの政令市まで買い物に行こうと思っていた。
自転車に乗ろうとすると蜘蛛の巣が凄かった。
ああ、そういえば乗るのは久しぶりだっけ。
最近は車ばかりだった。
蜘蛛の巣を払い、空気を入れ、駅まで自転車をこぐ。
多分15分くらい。
駅に着いた時点で、汗ダラダラ……既に半分やる気を喪失していた。
別に買いたいものがあるわけでもない。
行くところといってもオタショップと書店くらい。
どちらもネット上の情報が豊富だから、今自分が欲しくなるようなものが発売されていないことはわかっている。
何のために電車に揺られてこの糞暑い中、目的もなく買い物に向かうのか。
そう思うと、すべてのやる気がなくなった。
結局、電車には乗らずに家に引き返した。
帰りに買ったおにぎりと飲み物をクーラーが効いた部屋の中で食べた。
最近、何をやっても苦しいことばかり目に付くようになった。
何かをやりたいと思うことがない。
めんどくさい。
未来が暗い。
でも生きないといけない。
つらさだけが残っている。
昨日は昨日で親戚の誕生日だったため、祝いに行く両親に同行した。
純粋に私も祝いたかったのだ。
でも駄目だった。
精神的に疲れていてしゃべるのがいつも以上にしんどかった。
向こうに気を遣わせただけだった。
早く帰りたかった。
この世のものはすべて無意味だ。
いつか地球だって太陽に飲み込まれる。
人類だってどれくらいあとかはわからないが、いつかは絶滅するだろう。
そういうふうに考えていくと、もう何もかも意味を為さないガラクタに見えてくる。
早く死にたい。
消え去りたい。
安楽死したい。
もう疲れた。
何もできない自分に疲れた。
何かをできないと、この世の中を楽しむことは難しい。
本質的に無意味なのだから。
無職と豪雨
今日は一日中雨だった。
時間帯によってはまさに豪雨。
そんな豪雨の中、家の中で新世紀エヴァンゲリオンを見ていた私。
模範的な無職である。
早く雨が上がってほしいところだが、残念ながら数日は雨の予報だ。
本当であればもう無職を脱出しているはずであったのだが、もろもろの事情で延期されてしまった。
全然うれしくない。
今の自分が働ける体勢に移行できているかというと、甚だ疑問だ。
かといって、これ以上無職でいると一生働けなくなりそうなのが怖い。
でも、今は残念ながら待ちの一手しかないのだ。
耐えろ…耐えろ私……。
そのうち旅行に出ようと思う。
気分転換と暇つぶしのため。
景色とか街並みをだらだら見て、ビジネスホテルで暴飲暴食するだけの旅行。
どこに行こうかはまだ決めていない。
とりあえず、天気がよくならないことにはどうしようもならない。
天気がよくなったらよくなったで、猛暑なんだろうけど。
人生がよくわからなくなってきた
私は現在、無職だ。
日々を過ごしていて、時間を無駄にしている感が半端ない。
なぜ前職を辞めてしまったのか。
「自分は仕事ができる」と勘違いしてしまったからに他ならない。
もっと自分の力を発揮できるところに行きたい、残業の少ない職場環境で働きたい、この会社じゃ将来が不安……そう思って辞めた。
勘違いだった。
周囲が気を使ってくれていただけじゃないか。
だから問題なく働けていたのだ。
その証拠に辞めるとき全く止められなかったじゃないか。
他の人は辞職を告げると責任者に止められていたのに……。
自分に能力がないことを忘れていた。
今後は就労支援機関から紹介された企業に実習に行く予定。
けど正確な日程をまだ教えてもらっていない。
この話自体、1ヵ月以上前からあったのだ。
なのになかなか進展しなかった。
途中経過も教えてもらえない。
実習に行けることにはなったけれど、じゃあいつからなのか……それがわからないことには安心できない。
働き始めても不安は残る。
アルバイト扱いなのか、正社員なのか。
おそらく前者だろう。
正社員になれる可能性はあるのか、それはいつなのか。
生活していけるだけの給料はもらえるのか、自分の将来は大丈夫なのか。
人生、不安だらけだ。
先のことを考えると死にたくなるので考えないようにする。
将来が不安だ。
実家にずっと住めるのだろうか。
親が死んだとき、相続税がどれくらいかかるのだろう。
……私の今後はどうなるのだろう。
そんなことを朝から考えて鬱々としていた。
正直、私がここから逆転ホームランを打てる可能性は全くないだろう。
一生低所得者なのはもう覚悟するしかない。
生きているだけで不安だ。
もう死んでしまいたいが、それも怖くてできない。
生きるのも死ぬのも怖い。
その日のことだけ考えて生きていけたら幸せだが、それは自分のようなタイプには無理だ。
月収手取り15万なんて有り得ねえ、と学生時代の自分なら思うだろう。
実際に働きだした私の昨年の平均手取り月収は12～14万くらいだった。
手取り20万、30万なんて夢のまた夢だ。
自分はこれから生きていけるのだろうか。
全ては学生時代に精神病と向き合わなかったのが原因だと思っている。
なんでもっと早く対処しなかったのだろう。
悔やんでも悔やみきれない。
